| What's New | MOROCCO | Blog | Link | about | Side. b |



◆ Vol.5 モロッコのハーブとお茶 −カフェの飲み物イロイロ− January. 2002
* そろそろカフェでの飲み物にも飽きてきた今日この頃。
寒くなってきたら、新たな飲み物を見かけるようになりました。
アッツアイ(ミントティ)+ハーブで、少し違ったフレーバーを楽しんでいます。

・・・アッツアイ(ミントティー)・・・
*中国茶にフレッシュ・ミントをたっぷり入れた甘いお茶(ミントが入っていないものもある)。モロッコ人は、なんだか手際よく作っているけど、こっちときたら、何度試してもなかなかうまく作れないこのアッツアイ。ポットからコップにお茶が注がれたかと思うと、もう一度ポットにもどしてみたり、ものすごい量の砂糖が放り込まれたり・・・何となく真似て作ってみても、やっぱり慣れが肝心のようで、モロッコ人が作ったようなアッツアィにならないのが現実。ホンの少しのお茶、砂糖の加減でこうも違う味になってしまうのかとがっかり・・・。

それでも、何とかそれらしいアッツアイが作れるようになった今日この頃。いろいろ試した結果、やっぱりアッツアイは、ある程度甘めの方がおいしいということと、ミントをたくさん入れると、しばらく置いてもお茶の渋みが感じられないということ。
さてさて、もういっぱい飲もうかな。


*写真の白い物体は砂糖(スッカル)。アッツアイにはこの砂糖が一番おいしいと教わり、とうとう購入。高さ25cm程のこの砂糖、コーラの瓶で何度も殴りやっといくつかに別れてくれた頑固なヤツ。まさか自分達で買うとは思っていなかったけれど、この頑固でまろやかテイストの砂糖で作ったアッツアイ、何となく本物に近くなったような気でいます(笑)。日本のザラメみたいな匂いがするよ。

*いつものアッツアイ(ミント入りでも無しでもお好みで)にフレーバーを加えてみよう!


・・・アッツアイ+マルダドウシュ(Thyme/タイム)・・・

少しほろ苦いハーブの味が加わって、いつものアッツアイが新鮮に。
シバ(Absinthe)やルイザ(Verbena)に比べてクセがない。寒いときに。



・・・アッツアイ+ルイザ(Verbena/レモン・バーベナ)・・・

このハーブはモロッコの特産品のようで、フランス等でよく飲まれるそう。スークには葉を乾燥させたものをそのまま量り売りしているが、商店ではお手軽なティーバッグも売っている。ルイザだけ紅茶のように飲んでもOK。お茶の色はイエロー。身体が温まる。



・・・アッツアイ+シバ(Absinthe/にがよもぎ)・・・

このハーブは、ほろ苦く他のハーブよりクセがある。あまりたくさん入れると苦くて飲めなくなるので注意。カフェではアッツアイのティーポットと別にシバがついてきて、お好みで入れるようになっていた事もある。こちらも身体を温める効果と胃にも良いとか。



・・・アッツアイ+クミン・・・

聞いただけでまずそうなこのお茶は風邪や胃、頭痛にいいとか。「薬と思って飲みなさい」とは地元の人のお言葉。とても試す気にはなれないので味は不明。当然カフェにもない(自分で混ぜる?)。




・・・ミルク+ルイザ(Verbena/レモンバーベナ)・・・

ルイザ入りのホット・ミルク。スプーンでティーバッグを押しているうちに、薄っすらミルクに色がつく。身体が温まるので寒い夜にはGOOD。カフェのものより、自分で煮出して作ったほうがルイザの風味がしておいしい。


アッツアイの友

その1 ラーナブ
2人のお気に入り、アッツアイの友といえばレーズン。ほどよい甘さのゴールドのレーズンは、フルーティでさっぱりした味。一度食べたら病みつきになること間違いなし。タジンやクスクスにも入っていることもあり、こちらも美味!


その2 ひまわりの種
1DHも買ったらかなり暇つぶしになるおやつ。炒り立ては香ばしくて、食べ始めると止まらなくなるので要注意。地元の人は種を前歯に挟み器用に食べている。他にピーナッツ(カオカオ)、ピーナッツの飴がけ、アーモンドなどが同じ店に置いてある。


*Winminの嘘ホント?!?
カフェに植わっている木から拝借した葉っぱで風邪を軽くするカリプタス(Eucalyptus)

・・・昼夜の寒暖の差にとうとうダウンしたWinminが、カフェで地元の人に教わったあやしい治療法。
風邪の症状≪鼻づまり≫などに効くそうで、早速、カフェに生えていたカリプタスという木から葉を5〜6枚ちぎり、何だかなぁ・・・と思いながら家に持ち帰りました。教わったとおりに試してみると、お〜っと どっこい、翌日目覚めたWinmin、すっかり鼻が通り、頭もすっきり、嘘みたいだけど効果テキメンだったよう(笑)。
さて、そのカリプタス、実はコアラが食べる"ユーカリ"だそうです。風邪や花粉症などに効くことでアロマテラピー、ハーブティーなどにも使用されているということです。まだまだ奥が深い・・・。
-----> special thanks : Yama-san <モロッコ旅の迷い方>

◆モロッコ風 使用方法◆
1. 鍋でお湯を沸かす。
2. お湯を沸かしている間に、寒くないように厚着てすぐ眠れるように用意する。
3. お湯が沸いたら、葉っぱを揉んでから鍋に投入。
4. しばらくすると葉っぱの匂いがしてくるので 、鍋の上に顔を持っていき吸い込む。
5. すぐ寝る。

*この葉っぱ自体に匂いは無いけれど、お湯につけているうちにメントールの香りがしてくる

・・・スパイス屋でもカリプタス(どの部分なのかは定かではないが)を売っていて、使い方は、小さな布にほんの一つまみをてるてる坊主のように包んで、ゴシゴシしごいてから匂いを嗅ぐという原始的なもの。他にコレを粉末状にしてミルクなどに混ぜて飲むのも良しだそう。なんかアヤシイ(笑)

---------------------------------------------------------------------------------------◆
咳には紙を丸めて吸う?!?
こちらもかなりアヤシイ。何かというと、一番上の写真で見られる爆弾のような砂糖の紫色の包み紙、何の植物及び木から作られているのかは不明ですが、咳が出るときなど、小さく切ったものを端から丸めてタバコ状にし、火をつけて吸ったそうです。葉のないタバコってな具合でしょうか? 紙のクオリティが下がったこと、薬が手に入りやすくなったことから、現在はそんなことはしないそうです・・・。何でも利用するあたりがすごいなぁ、といつも感心します(笑)
++ 番外 カフェの飲み物 ++

アップル+ミルク
アボカド、バナナ同様アップルをミルクと一緒にミキサーにかけたもの。味は、おかしなことにバナナとあまり変わらない。因みにアップル100%のジュースは飲まないらしい。あんなにおいしいリンゴがあるのに不思議・・・。

カフェ オ レ
アシラでは何だかいつもと違うカフェ風景にであった。カフェオレを頼むと、少しコーヒーの入ったグラスをテーブルに置き、別に持ってきたホットミルクをウエイターがその場で注いだ。入れ方ひとつで、なんだかとってもおいしいそうに感じるから不思議。
ウジダの某カフェでは、ホットミルクとコーヒーが別のピッチャーに入れられ、自分で好みのカフェオレを作れるようになっていた。2杯は軽く飲める量が運ばれてくるので大喜び。ミルクの加減はかなり大切なので、パーソナルな自由のきくこのカフェは大正解。

紅茶+ミント+レモン
それからミントティ。普通、中国茶で入れるモロッコのミントティ。聞いた話ではエジプトもチュニジアもミントティと言えば紅茶にミントだそう。でも、アシラの人は紅茶にミントを入れるのも普通みたい。更にそれにレモンを加える人もいて、この飲み方、他の町では見かけたことがないので少し驚いた。味は簡単に想像できるとおり、全く普通のレモンティー・ミント風味。

コーヒー+ドライミント
なんじゃこの組み合わせは・・・と思わせるような飲み物。ブラックコーヒーに乾燥ミントが混ざっているらしい。味はコーヒーなのにメントールという、Nutsにとって最悪のテイスト。何しろチョコミントも許せないもんで・・・(ゲロゲロ)。そういえば、某ミュージシャンのプリ○ス殿下はコーヒーに蜂蜜を入れるとかで、友達が真似していたことがあったっけ。因みに、こちらの味は思ったより普通。
◆ 日本に比べたら、かなり限られた飲み物しかないなぁ という印象のモロッコだけれど、アッツアイにいろんなハーブを入れてみたり、何でも(フルーツやアーモンド、胡桃など)ミルクに入れてミキサーにかけてみたり、意外とおもしろい。他にコーヒーの類ではミルクの量で名前が変わってみたり、上にココア(ショコラ)がかかっていたり、半分の量のストロングなコーヒー、ショコラ(ココア)などもあって、実はそこそこ奥が深いのかな?(笑)。
前回も登場した、ジャマ・エル・フナ広場ジンジャーティーのように、とてもスパイシーでめちゃくちゃ甘いお茶は、他の地域ではお目にかからないので立ち寄った際はお試しを! 

◆それから、地域(シェフシャウエンやアシラ等)によって、飲み物のサイズが、お値段据え置きのまま大きくなったりするのも、かなり気になってしまう(笑)。また南部では濃いアッツアィを飲むようで、ティズニット辺りからラアユーンにかけて、グラスが小さくなっていた。ミント、砂糖共にトレイにのせられ、自分の好みのアッツァイが楽しめる。

◆少し立派なカフェに行くと、いつものグラスから普通のカップアンドソーサーで出されたりしてしまって、かえって落ち着かなかったりして。対照的なのは、シェフシャウエンで遭遇したテーブルが無い場合の飲み物専用木製ホルダー。これは渋い! キフなオヤジにはこの渋いホルダーがぴったり(笑)! なかなか入れないけれど、オヤジ100%のカフェが一番モロッコのカフェらしいといえるかも。
<< back (C)2001-2002 cheekynuts